日々、ご縁の日々
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「モーターサイクル・ダイアリーズ」を観て

以前から観たいと思っていた映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」がBSでやっていたので、シアターで鑑賞しました。キューバ革命のゲリラ指導者であるチェ・ゲバラの若き日の、友人との南米大陸二人旅行を描いたロードムービーです。

映画を観ながら二十代の頃に友人と二人でインドとネパールを旅した時のことを思い出していました。ゲバラたちの旅のように格好いいものではありませんでしたが、ただ旅を目的とした旅というのはその時にしかできなかったことで、その頃の感性で捉えた何かはいまも瑞々しいままに、自分のなかにあるような気がします。

ドキュメンタリーのようなリアリズムを基調とした本編ですが、ラストシーンに映されたその人の眼差しこそが、真に胸に迫るリアリティーであり、深く刻まれたその顔の皺こそが、人生のロマンティシズムを物語っているように感じました。

暗転してタイトルバック。ウルグアイのシンガーソングライター、ホルヘ・ドレクスレルの歌声がこの映画をふたたび鮮やかによみがえらせます。
クレジットのなかに音楽グスターボ・サンタオラーラの名前を見つけて、劇中音楽がとてもよかったことにも頷きました。ホルヘもサンタオラーラも、とても大好きな音楽家です。

ゲバラは自分の今の年齢、39歳に亡くなったことを知りました。
なにごとにも誠実であることが、なによりも大切なことであると、
その人生が伝えようとしているようにも思えます。
by namamdhabud | 2009-02-07 13:21
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